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生活習慣病とは
偏食、運動不足、喫煙、ストレスなどの生活習慣が発症や進行に深くかかわっています。
代表的なものとして高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などです。これらにより動脈硬化が無症状の間に進行します。
メタボリックシンドロームとは
内臓脂肪型肥満で、高血圧や脂質異常症など複数の生活習慣病を合併している状態をメタボリックシンドロームと呼びます。
高血圧とは
血圧が高い状態が続くと動脈硬化を促進し脳卒中や心筋梗塞の原因となります。
血圧は一日の中でも変動しており一般的に午前中が高く、脳卒中や心筋梗塞も午前中に多いことが分かっています。
脂質異常症とは
血液中のコレステロールや中性脂肪が高い状態をいいます。脂質異常症は無症状ですが、長期間の放置で動脈硬化が進行します。
患者さんごとに脂質の治療目標値は違いますのでかかりつけ医に相談してください。
糖尿病とは
血液中の糖分が増える病気です。空腹時血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)の値で診断します。
長期間放置することにより視力障害や手足のしびれ、心筋梗塞などの血管病の原因となります。
狭心症とは
心臓の筋肉に栄養を送っている血管が動脈硬化の進行により細くなる状態です。
運動や階段を上ったときの胸部圧迫感や胸痛は狭心症の症状の可能性があります。
心筋梗塞とは
心臓の筋肉に栄養を送っている血管が血栓で閉塞してしまい心臓筋肉が壊死する状態です。
おさまらない胸部圧迫感や胸痛は心筋梗塞の症状の可能性があり、直ちに病院に受診する必要があります。
心臓弁膜症とは
心臓は4つの部屋からできており、それぞれの部屋の入り口や出口に弁という扉があります。
この扉が狭くなったり、逆にしっかり閉じなくなることで心臓の血流の効率が悪くなり心不全の原因となります。
大動脈解離とは
胸やお腹の大動脈が破れて、亀裂が入ってしまう病気です。動脈硬化、高血圧が原因で起こります。
突然の激しい胸の痛みや背部痛で発症します。直ちに病院を受診する必要があります。
閉塞性動脈硬化症とは
足に栄養を送っている血管が動脈硬化で細くなったり、詰まることにより歩行時の足の痛みやしびれの原因となります。
不整脈とは
心臓は正常でも1分間に60~100回程度の心拍があり変動もあります。
脈が遅すぎたり、速すぎたり、乱れている場合は不整脈の可能性があります。心電図にて検査が可能です。
心不全とは
心臓のポンプ機能が低下し全身に必要な血液が送り出せなくなっている状態です。
高血圧、心筋梗塞、心臓弁膜症や心房細動などの不整脈などが原因で心臓のポンプ機能が低下します。
脳卒中とは
脳に栄養を送っている血管がつまったり、やぶれたりすることにより脳にダメージを与えます。
脳梗塞は動脈硬化や不整脈、脳出血は高血圧や動脈瘤が原因となります。
慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓は腰のあたりに左右2つある握りこぶし大の臓器です。老廃物を排泄するための尿を作ったり血圧のコントロールをしています。
腎臓には血管がたくさん集まっていて高血圧や糖尿病により血管のダメージが起こると腎機能の低下が進行します。
睡眠時無呼吸症候群とは
10秒以上息が止まる状態を無呼吸と言います。無呼吸が一晩に30回以上、もしくは1時間に5回以上あれば診断されます。
寝ているときに大きないびきをかいたり、呼吸が止まる。日中の強い眠気や倦怠感があれば検査を受けましょう。