こんな症状ありませんか?
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動悸
緊張したり不安になれば病気ではなくても動悸が起こることがあります。
不整脈などの心臓の病気や甲状腺ホルモンという代謝のアクセルとブレーキの調節ホルモンの異常や貧血があると動悸がします。
しばらく休んでも動悸がおさまらない場合や発作的に突然動悸が起こる場合などは病院を受診しましょう。
→血液検査、心電図検査などで原因を検査します。
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息切れ
健康な方でも階段をかけのぼると息切れはありますが、激しく動いたわけでもないのに息切れがする場合は
心臓や肺、血液の病気の可能性があります。
→血液検査やレントゲン、心電図や心臓超音波などで原因を検査できます。
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胸の痛み
胸には心臓や肺、食道などの消化管があります。突然、胸の痛みが起こった場合は心筋梗塞、大動脈解離など命にかかわる病気の可能性がありすぐに病院で検査を受けましょう。
突然ではなくても、運動時の胸の圧迫感や痛みは心臓に栄養を送る血管の動脈硬化による狭心症の可能性があります。
→心電図検査、心臓超音波検査、血液検査、レントゲン検査、CT検査、心臓カテーテル検査などを組み合わせて診断を行います。
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むくみ
からだの水分のバランスがくずれてむくむことがあります。尿を作っている腎臓の病気や全身の血液のポンプである心臓の機能低下、肝臓の具合が悪くなり血液のたんぱく質の成分が減ってもむくみます。甲状腺などホルモンのバランスが崩れている場合もあります。足は第二の心臓ともよばれ、足の筋力で足から心臓に向かって血液をポンプ作用で返しています。足の筋力低下でも足がむくみます。
→腎臓、心臓、肝臓の機能評価やホルモンバランスの検査などで原因をしらべます。
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歩いた時の足の痛みやだるさ(間欠性跛行)
動脈硬化により足に栄養を送っている血管が狭窄することにより起こることがあります。その他にも腰の骨や椎間板が変形することにより腰の神経を圧迫することにより足の痛みやしびれが起こることがあります。
→手足の血圧を同時に測定する脈波検査や腰のMRI検査などで原因を検査します。
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いびきや呼吸がとまっている。昼間やけに眠たい。
睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
→終夜睡眠ポリグラフィーにて夜間の呼吸の状態を検査しましょう。
血圧の治療をしているのになかなか血圧が下がらない人のなかには睡眠時無呼吸症候群を合併している方が多いという報告があります。